【画像付き】TD172DRGXでタイヤ交換は可能?手順を解説

工具ブログ
この記事から分かること
  • TD172DRGXでタイヤ交換する方法
  • タイヤ交換に必要な工具や部品
  • タイヤ交換時の注意点やポイント

はじめまして。YouTubeや当ブログで活動しているMYOHORP(ミョーホープ)です。

結論から言いますと、マキタのインパクトドライバー「TD172DRGX」でもタイヤ交換は可能です。

この記事ではTD172DRGXのセットを使いながら車のタイヤ交換をする方法を画像付きで解説します。

本来、車のタイヤ交換にはインパクトレンチを用います。そのため、インパクトドライバーでタイヤ交換を行う際は自己責任でお願い致します。

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車のタイヤ交換に必要な工具や部品

インパクトドライバー「TD172DRGX」でタイヤを交換する時に必要な工具が下記になります。

簡単に各工具の使用用途を解説しておきます。

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実は、YouTubeチャンネルでも字幕で解説しています

必要工具1:TD172DRGXの本体

もはや説明不要ですが、マキタのTD172DRGXでタイヤ交換をするのでインパクトドライバー本体が必須です。

今回はTD172DRGXでしたが、マキタのインパクトドライバーであれば他のモデルでもタイヤ交換は可能です。

必要工具2:バッテリー(電圧18V)

今回はTD172DRGXを使うので、マキタの18Vバッテリーを用意します。

Ahはどのモデルでも大丈夫ですが、タイヤ交換に慣れていない場合は長時間使える6.0Ahがオススメです。

ちなみに、18V未満のモデルだと締め付けのパワーが弱い場合もありますので、後述するトルクレンチも必ず併用してください。

必要工具3:ホイールナットに合ったソケット

車に付いているネジ「ホイールナット」は車種やメーカーによって大きさが異なります。

しかし、自動車のホイールナットは「19mm」か「21mm」がほとんどなので、19mmと21mm用のソケットを準備すれば大丈夫です。

メーカー別形状ネジサイズ六角サイズ
トヨタ平面座M12xP1.521mm
ホンダ球面座M12xP1.519mm
日産・スバル・スズキテーパー座M12xP1.2519mm
三菱・マツダ・ダイハツテーパー座M12xP1.521mm

Amazonやホームセンターでは下のようなソケットセットが売っているので、そちらを購入すると便利です。

必要工具4:ガレージジャッキ

TD172DRGXでタイヤ交換をする際は、車体を持ち上げるガレージジャッキも必ず必要です。

車体さえ上がればどんなガレージジャッキでも良いですが、他の用途も考えると出来るだけパワーが大きい製品がオススメです。

必要工具5:トルクレンチ

最後に必要な工具がトルクレンチです。(トルクレンチは現場にあったので動画上では十字レンチを使ってます。)

ホイールナットの取り外し&取り付けにはTD172Dを使いますが、インパクトドライバーだけではパワーが足りない時があります。

普通自動車は最適なトルクが約100~120N・m、軽自動車であれば約80~100N・mなので、最適なトルクになるまで調整します。

TD172DRGXで車のタイヤ交換をする手順

ここからはTD172DRGXでタイヤ交換をする手順を画像付きで解説します。

手順1:ガレージジャッキで車体を上げる

タイヤ交換に必要な工具を揃えたところで、さっそくガレージジャッキで車体を持ち上げましょう。

ガレージジャッキの配置位置は車種にもよりますが、軽自動車の場合は下画像の位置に配置すると左右のタイヤが均等に持ち上がるのでオススメです。

実際にタイヤが持ち上がると下画像のようになります。

これでタイヤが持ち上がったので、インパクトドライバーでタイヤ交換が出来ます。

手順2:TD172DRGXでタイヤ交換

インパクトドライバー「TD172DRGX」にソケットを付けます。(今回は19mm用ソケット)

ソケットの形状は下画像の通りなので、軽自動車のホイールナットへピッタリはまります。

あとは、インパクトドライバーを左回転させてホイールナットを取り外していきます。

ホイールナットは六角形であるため、左手を添えて上手くソケットとナットがハマるように調整しましょう。

上手くホイールナットが外れればタイヤ交換は簡単に終わりますが、ホイールナットによっては固すぎて外れない場合があります。

そんな時は一旦タイヤを地面に付け、トルクレンチでホイールナットを緩めます。

正直、レンチでホイールナットを取り外しても良いですが、時短と楽をするためにインパクトドライバーを使います。

ホイールナットを少し緩めたら再び車体を持ち上げ、TD172DRGXでホイールナットを取り外します。

あとは同様のやり方で全てのホイールナットを取り外し、タイヤを交換するだけです。

手順3:TD172DRGXでナットを締める

タイヤを交換したら、ソケットにホイールナットをセットし、タイヤへ取り付けます。

全てのホイールナットを取り付けた後、車体を下ろし、トルクレンチで確認を行います。

もしホイールナットが緩いと事故の原因になるため、必ずしっかり締まっているか確認して下さい。

トルクレンチでの確認が終わったら、インパクトドライバー「TD172DRGX」を使ったタイヤ交換は完了です。

「TD172DRGXを使ったタイヤ交換」のまとめ

インパクトドライバー「TD172DRGX」でタイヤ交換するために必要な工具は下記の通りでした。

最近はDIY用にインパクトドライバーを購入する人も増えたので、持っている人は節約のためにも自分でタイヤ交換をしてみてはいかがでしょうか。

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