【マキタ】インパクトの打撃モードやライトモードとは?【レビュー解説】

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この記事から分かること
  • マキタインパクトの打撃モード
  • マキタインパクトの楽らくモード
  • マキタインパクトのライトモード

この記事ではマキタのインパクトドライバーに搭載されている3つのモードを解説します。

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【マキタ】インパクトドライバーの3モード

マキタのインパクトドライバーには下記3つのモードがあるので、詳しい内容を解説します。

  • 打撃モード:一般的なモード。4段階の打撃力から設定できる
  • 楽らくモード:用途に合わせた専用のモード。インパクトの型番によって設定できるモード数が異なる
  • ライトモード:最大1時間のライトを照らすモード。

マキタ3モード:打撃モード

マキタのインパクトドライバーを打撃モードへ切り替える時は「打撃」と書いてあるボタンを押します。

TD172Dであれば打撃モードへ切り替わった後、再び打撃ボタンを押すことで下表にある4モードへ順番に切り替わります。

ライト点灯数打撃モード回転数[回転/分]打撃数[回/分]用途
4最速0~37000~4400パワーやスピードを優先したい時
30~32000~3600最速ほどの打撃力を必要としない時
20~21000~2600仕上がりを重視したい時
10~11000~1100力を抑える作業が必要になる時

後述する楽らくモードとは併用出来ないので、注意してください。

マキタ3モード:楽らくモード

マキタのインパクトドライバーを楽らくモードへ切り替える時は「楽らく」と書かれたボタンを押します。

TD172Dであれば楽らくモードへ切り替わった後、再び楽らくボタンを押すことで下表にある4モードへ順番に切り替わります。

ライト点灯位置楽らくモード回転数[回転/分]打撃数[回/分]用途
1木材0~18000~3800長いネジを締める時など
2ボルト0~36000~3800ボルトネジを緩める時など
3テクス用(薄板)0~2900打撃開始直後に停止薄い鋼板へテクス用ネジを締める時など
4テクス用(厚板)0~36000~2600厚い鋼板へテクス用ネジを締める時など

先ほど解説した打撃モードと併用出来ないので、注意してください。

マキタ3モード:ライトモード

レバーをちょうど中間の位置にセットするとライトモードへ切り替わり、トリガーを引くと最大1時間もライトが点灯します。

もう一度、マキタインパクトドライバーのトリガーを引くとライトが消灯します。

このようにmakita(マキタ)のインパクトドライバーは、暗い場所での簡易的な照明として使用することが出来ます。

マキタ18vインパクトドライバー「TD172D」の概要

明法寺
MYOHORP

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「TD172D」のセット内容と価格

makita(マキタ)の18vインパクトドライバー「TD172D」の価格はセット製品で43500円、インパクトドライバー単体で16500円です。(価格はAmazonより)

定価だとセット製品は68100円、インパクトドライバー単体で23200円なので購入する時はAmazonが1番オススメです。

今回はセット製品を購入したため、下画像のように「インパクトドライバー本体」へ「バッテリ2個」「充電器」「専用ケース」が付属しています。

取り出して並べてみると、こんな感じです↓

インパクトドライバー単品で購入した場合はバッテリが2個とも付属しないので、これからDIYを始めたい人は必ずセット製品を購入してください。

それではTD172Dのセット製品についてそれぞれ解説していきます。

インパクトドライバー本体の特徴

今回購入したインパクトドライバー「TD172D」の主な特徴は下記の通りです。

  • 4段階に切り替えられる打撃力
  • 作業内容に合わせた4つのモード
  • 5種類のカラーバリエーション

4段階に切り替えられる打撃力

makita(マキタ)のTD172Dは「打撃」と書いてあるボタンを押すことで「打撃モード」へ切り替わり、4段階の打撃力を選ぶことが出来ます。

初めてインパクトドライバーを使用する人であれば打撃力の調整が難しいため、ボタン一つで調整出来るのは嬉しい機能です。

実際にボタンを押すと下画像のように緑色のライトが打撃力に合わせて点灯します。

打撃力(=回転数+打撃数)とライト点灯数の関係性などは下表のようになります。

ライト点灯数打撃モード回転数[回転/分]打撃数[回/分]用途
4最速0~37000~4400パワーやスピードを優先したい時
30~32000~3600最速ほどの打撃力を必要としない時
20~21000~2600仕上がりを重視したい時
10~11000~1100力を抑える作業が必要になる時

先ほどの上画像の場合であれば打撃モードの「強」なので、最大回転数は1分間に3200回、最大打撃数は1分間に3600回となります。

一応、「強」であってもインパクトのトリガーを押し込み加減を調整することで「弱」並みの打撃力へ落とすことは可能です。

しかし、トリガーの押し込み加減のみで打撃力を調整するのはプロでなければ難しいため、初心者の場合はボタンによる打撃力調整がオススメです。

作業内容に合わせた4つのモード

先ほど4つの打撃力へ調整出来る事を解説しましたが、TD172Dの場合はさらに別のモードである「楽らくモード」があります。

楽らくモードには環境に合わせた下記の4モードが存在しており、「楽らく」と書かれたボタンを押すことで4つのモードを切り替えられます。

  • 木材
  • ボルト
  • テクス用(薄板)
  • テクス用(厚板)

状況や環境に合わせてインパクトドライバーの回転数や打撃数を調整出来るため、DIY初心者であっても快適に作業を行えます。

実際に楽らくモードへ切り替えると、下画像のように青いライトが点灯し、モードの詳細に合わせた位置のライトが点灯します。

楽らくモードの詳細と緑色ライト点灯位置の関係性などは下表のようになります。

ライト点灯位置楽らくモード回転数[回転/分]打撃数[回/分]用途
1木材0~18000~3800長いネジを締める時など
2ボルト0~36000~3800ボルトネジを緩める時など
3テクス用(薄板)0~2900打撃開始直後に停止薄い鋼板へテクス用ネジを締める時など
4テクス用(厚板)0~36000~2600厚い鋼板へテクス用ネジを締める時など

先ほどの画像であれば緑色ライトの点灯位置が「1」なので、木材に適した楽らくモードになっています。

プロであればトリガーの押し込み具合で調整しますが、初めてインパクトドライバーを使う人にとっては嬉しい機能です。

ただし、「打撃モード」と「楽らくモード」は併用できないので注意してください。

バッテリの特徴

今回購入したセットに付いてくるバッテリ「BL1860B」は2つとも電圧が18vであり、バッテリ容量は6.0Ahです。

基本的にバッテリの電圧が大きければ大きいほどインパクトドライバーの打撃力が強くなり、バッテリ容量が大きいほどインパクトドライバーの稼働時間が長くなります。

MYOHORP
MYOHORP

電圧の違いによる比較は下の記事やこちらの動画で検証したので参考にしてみてください。

電圧18v、バッテリ容量6.0AhのBL1860Bはプロも使用するモデルなので、DIY初心者でも作業で困ることは無いと思います。

購入時の段階ではバッテリ残量が半分の状態になっているため、すぐに使用できます。

また、BL1860BはAmazonや楽天市場で単品購入も出来ますが、価格は14500円もします。

そのため、可能であればセット商品での購入をオススメしています。

バッテリ用充電器の特徴

TD172Dのセット製品に含まれている充電器は「DC18RF」と呼ばれるモデルです。

価格はAmazonで6000円ほどですが、あまり単品で売っていません。

makita(マキタ)の純正バッテリを取り付ければ、すぐに充電が始まります。

DC18RFは充電と同時にバッテリの冷却も行うため、充電が完了した頃には熱々のバッテリも常温になっています。

また、DC18RFに取り付けたバッテリを素早く出し入れすることで充電時のメロディを変更することが出来ます。

複数台の充電器を使用する時にそれぞれ異なるメロディに設定しておけば、どのバッテリの充電が満タンになったのか分かりやすいです。

ケースの特徴

TD172Dのケースは空の状態だと下画像の通りであり、セット内容にもある「インパクトドライバー本体(バッテリ付き)」「バッテリ2個」「充電器」を収納することが出来ます。

実は少し古いタイプのケースだと下画像のようにバッテリが1個しか入らなかったため、ケースが改善されています。

TD171D

また、ケースの上蓋部分にはビットやネジなどの細かい部品を収納することが出来ます。

さらに、新しいケースでは蓋が完全に閉まっていればロックをかけていない状態で持ち上げても蓋が開かないようになりました。

ロックをかけ忘れたままケースを持ち上げ、ケース内の部品をばら撒いてしまうことはたまにあるため、嬉しい改善点です。

マキタ3モードのまとめ

マキタのインパクトドライバーには下記3つのモードがあるので、作業へ合わせて使い分けることができます。

  • 打撃モード:一般的なモード。4段階の打撃力から設定できる
  • 楽らくモード:用途に合わせた専用のモード。インパクトの型番によって設定できるモード数が異なる
  • ライトモード:最大1時間のライトを照らすモード。

DIYや大工工事でも役立つ機能なので、まだインパクトドライバーを持っていない人にはオススメです。

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