電ドラボールは壊れやすい?特徴やデメリットについて解説

工具ブログ

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電ドラボールを実際に購入して使ってみたので、壊れやすさや特徴を詳しく解説していきます。

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【レビュー】電ドラボールは壊れやすい?

ベッセルが販売している電ドラポールは決して割れやすい製品ではなく、DIYや本格的な作業現場まで幅広いシーンで活躍しています。

実際にMYOHORPは電ドラボールでビス打ちなどもしていますが、壊れることは無く、十分な耐久性があります。

また、ベッセルは大阪を拠点にドライバーや防犯事業、システム開発などといった様々な現場において活躍している企業です。

ベッセルのドライバーは国内シェア60%以上を誇るドライバーのトップブランドであり、多くの工具類を販売している企業でもあるので製品の安全は高いものだといえます。

電ドラボールは壊れても安心できる

ベッセルの公式サイトでは故障した際、メーカーが直接承ってくれるので故障したときも安心してサポートしてくれます。

故障したけど、どうしたらいいの?

故障については、ご購入された販売店様へではなく、当社にて直接賜っております。入力フォームの「お問い合わせ内容」へ下記の項目をご入力の上、送信ください。返信にて回答を差し上げます。

①状態(例:スイッチが動かなくなった)②品番(220USB-1:ビット1本入り、又は、220USB-5:ビット5本入り)③本体のシールに記載管理番号(1J-※ 又は 2A-※)④使用頻度(例:仕事でほぼ毎日 / 家庭用で時々)⑤お使いの充電器の出力は何A(アンペア)ですか。⑥ご購入日(時期) ※ご記入がない場合、お受付できないことがあります。⑦その他のご相談

引用元:https://vessel.co.jp/news/detail/186

工具によっては故障をしてもメーカーが行っていないところもありますが、メーカーが直接メンテナンスしてくれるのは作業者にとてもありがたいサービスです。

電ドラボール(No.220USB-1)の特徴6選

電ドラポールには以下のような特徴があるので、詳しい内容を解説していきます。

  • 早締めは電動・本締めは手動で行える
  • 市販の両頭・片頭ピットが使える
  • スライドスイッチで手袋していてもON/OFFが可能
  • 自動LEDライトつき
  • トルクオーバーになると自動で停止
  • MicroUSBでの充電が可能

早締めは電動・本締めは手動でできる

電ドラポールは手動と電動を簡単に切り替えられるようになっており、自動に関しては1分間に約280回もの高速回転で効率的にねじ締めが行えます。

さらに、本締めは手動で行えるので通常の電動ドライバーのように破損してしまうような小さなネジでも繊細な調整が可能です。

手動に比べ電動で締めていくので作業効率がアップするだけでなく、電気工事のときなどに使用する小さなネジでもしっかり締められます。

市販の両頭・片頭ビットが使える

電ドラポールは本体専用の両頭・片頭ビットが販売されていますが、市販のビットも付け替えが可能です。

インパクトドライバーのピットも利用できるので、わざわざ別にドライバーを購入せずともその場で付け替えるだけで様々な作業を行えるようになります。

付け替えが可能なので、細かなネジ締めから大きなネジ締めまで幅広い作業が可能です。

MYOHORP
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六角レンチ系のビットを使えばベットの組み立てなどにも使えます

スライドスイッチで手袋していても操作可能

手袋をしていても軽い力で操作が可能なスライドスイッチです。

正転・逆転の両方をスイッチで切り替えが可能なのでネジ締めたり外したりするのを簡単に行えます。

また、スイッチがドライバー本体よりも飛び出ていないので工具ポケットに入れているときでも誤操作を防ぐことができます。

自動LEDライトつき

スイッチをオンにすると自動でLEDライトが点灯するようになっているので、暗い場所での操作も簡単に行えます。

また、LEDライトはドライバーの動作が停止してからも5秒間程度点灯し続けてくれるので、作業後の確認時にもライトの利用が可能です。

夜間作業や閉鎖的な空間での作業は暗所になりやすいので電動ドライバーについていると助かるという方も多いのではないかと思います。

トルクオーバーになると自動で停止

電動作業のときのみですが、電ドラポールはトルクオーバーになると自動で停止する安全装置が作動します。

MYOHORP
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実際に停止する様子は下のShortsから確認できます

ちなみにドライバー根元のギア部分は電動で2N・m、手動であれば10N・mまで耐えられる高耐久力な設計となっているので、ドライバー自体の耐久性も高いです。

トルクオーバーの自動停止装置に加え、ドライバーギア部分の耐久性も高いので様々な作業現場においても耐えられる壊れにくさを誇っているといえます。

USB TypeCでの充電が可能

電ドラポールはUSB TypeCでの充電が可能なため、スマートフォンなどで使用されるモバイルバッテリーなどでも充電が可能です。

例えば作業中に充電が切れてしまった場合でもモバイルバッテリーなどの充電機器ですぐに充電ができます。

ちなみに、充電時間は1時間ほどで完了するので、充電を行っている間に他の作業を行うことも可能です。

不満に感じる電ドラボールのデメリット3選

一方、電ドラポールのデメリットに感じる部分は以下の通りです。

  • タイプBの端子でないと充電できない
  • LEDライトが手動で消えない
  • 回転がぴたっと止まらない

特に作業において大きく困らない点かもしれませんが、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

TypeCの端子でないと充電できない

電ドラボールはTypeCのUSBでなければ充電できないので、現場で使う場合はコードが無い状況も多いです。

一方、家庭で使用する場合はAndroidやiPadの充電ケーブルを使用できるので、充電で困ることはほぼ無いでしょう。

屋外では若干充電ケーブルで困りやすいので、屋内での使用がメインの人にはオススメです。

LEDライトが手動で消えない

先述したようにドライバー自体が停止してからも5秒間ほど点灯したままになります。

作業後の確認として使用すると良いのですが、主に日中で作業を行うときにはあまり必要性を感じられません。

夜間や暗い場所での作業が多い方にとってはありがたい機能ですが、屋外での作業で使用する方にとっては少し気になる部分です。

消費電力はわずかであるものの、ネジ締め中と停止後も自動で点灯したままになるので、電力消費が気になる部分になるのではないかといえます。

回転がピタッと止まらない

電ドラボールはネジ締め作業後にピタっと止まらず、数回転したのちに完全停止します。

先述したように、電ドラボールは自動でネジを締めたのち、手動で完全に締めるといった作業が通常の使い方です。

極論をいえば自動でトルクオーバーギリギリまで締めると停止中の回転数でトルクオーバーになってしまう可能性があります。

何より回転がピタッと止まらないとなれば、次の作業へスムーズに移ることが難しくなります。

使用していて回転がピタッと止まらないことが気になる方とそうでない方に分かれそうですが、電ドラボールを使用する上でも考慮すべき点だといえるでしょう。

電ドラボールは全体的に使い勝手がいい

電ドラボールは全体的に使いやすく、国内ユーザーへのシェアも高い製品です。

電動ドライバーとして使用できるだけでなく、手動での操作が可能なのであらゆる場面において使用しやすい工具だといえます。

ハンディタイプなため通常の電動ドライバーよりも小型かつ軽量に設計されており、細かなネジを使用する電気工事から外装工事まで幅広く利用が可能です。

充電式なうえに充電時間がわずか1時間ほどで完了するので、他の作業を行っている間に充電が完了できます。

国内シェア60%以上を誇る国産メーカーが販売している信頼性の高い電動ドライバーをぜひ、チェックしてみてください。

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