【検証】マキタ4モードインパクトドライバーの強さと使い方を現役大工が解説【DIY用にもオススメ】

【検証】マキタ4モードインパクトドライバーの強さと使い方を現役大工が解説【DIY用にもオススメ】 工具ブログ

この記事から分かること

  • makita(マキタ)4モードインパクトドライバーの概要
  • 各モードでの具体的な強さ
  • makitaの18vと40vの4モードを比較した結果

現役の大工である私たちがmakita(マキタ)の4モードインパクトドライバーで各モードごとの強さを検証してみたので、結果をまとめておきます。

ちなみに、makita(マキタ)の最新モデルである40vインパクトドライバーでも検証しているので、購入を検討している方は参考にしてください。

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マキタ(makita)4モードインパクトドライバーの概要

MYOHORP
MYOHORP

動画にもまとめてあるのでどうぞ!
字幕で解説しているため音無しでも大丈夫です。

18v4モードインパクトドライバーTD171D

今回、検証する18vのモデルはマキタのTD171Dになります。(画像は黄色だけど、色んなカラーがあります。)

TD171D

TD171Dの価格はインパクトドライバー本体とケースがセットで約18800円(Amazon)です。

また、TD171Dの各モードの回転数と打撃数は下表の通りです。

打撃モード回転数(min-1)[回転/分]打撃数(min-1)[回/分]
4[最速]0~3,6000~3,800
3[強]0~3,2000~3,600
2[中]0~2,1000~2,600
1[弱]0~1,1000~1,100
makita公式より

とは言っても、カタログスペックだけでは実際にどれほど強いのか全然わからないため、後の章で検証していきます。

40v4モードインパクトドライバーTD002G

今回検証する40vインパクトドライバーはmakita(マキタ)のTD002Gになります。

TD002Gの価格は48000円(Amazon)であり、インパクトドライバー本体とバッテリ2個、充電器、ケースが付いています。(ケースやバッテリの詳細はこちら

また、TD002Gの各モードの回転数と打撃数は下表の通りです。

打撃モード回転数(min-1)[回転/分]打撃数(min-1)[回/分]
4[最速]0~37000~4600
3[強]0~32000~3600
2[中]0~21000~2600
1[弱]0~11000~1400
makita公式より

こちらも正直なところ、数値だけではどれくらい18vと違うのか分からないため、実際に検証していきます。

【検証】各モード毎にビス止めをやってみた結果…

*各モード毎にビス止めしている様子はこちらの動画でも見れます。

18vインパクトドライバーの4モード

まずは18vインパクトドライバー「TD171D」の1番弱いモードである「弱」でビス止めしていきます。

(紫色のインパクトドライバーになっていますが、こちらもマキタのTD171Dです。)

木材でもビスが入っていかず、止めることは出来ませんでした。

そのため、DIYでも4モードの中で1番弱い「弱」を使うことはあまり無いと思います。

次は2番目に弱いモードである「中」で同様にビス止めしていきます。

15秒以上時間をかけてなんとかビス頭が木材ギリギリまで入りましたが、しっかりとビス止めすることは無理でした。

3番目は4モードの中で2番目に強いモードである「強」で検証していきます。

だいたい4秒ほどでビス止めすることが出来ました。

とりあえず18v4モードインパクトドライバーの「強」であれば、十分な作業を行うことが出来ます。

では、18vインパクトドライバー最後は1番強いモードである「最強」です。

記事だと伝わりませんが、段階的にモードを変えていると先端の回転音がだんだん大きくなっています。

「最強」のモードだと約2秒でビス止めが出来ました。

1番弱いモードではビス止めすら出来ず、1番強いモードだとたった2秒でビス止め出来るので各モード毎の性能差は想像よりも大きかったです。

基本的に大工の場合は「最強」のモードしか使いませんが、DIYで使用する人や車のタイヤ交換で使用する人にはモードを切り替えられるメリットは嬉しいです。

40vインパクトドライバーの4モード

それではマキタの最新モデルである40vインパクトドライバー「TD002G」で検証していきます。

まずは18vと同様に1番弱いモードである「弱」からビス止めしていきます。

15秒以上かけて下画像の部分までビスが入りましたが、このままパワーのままビス止めするのは難しいです。

しかし、やはり18vの「弱」よりはパワーがありました。

次は4モードの中で2番目に弱いモードである「中」でビス止めしていきます。

なんと約10秒ほどでビス止めすることが出来ました!

一応、カタログスペック上だと40vと18vの「中」は同じ値ですが、実際の性能は40vの方が上のようです。

インパクトドライバー回転数(min-1)[回転/分]打撃数(min-1)[回/分]
TD171D[中]0~2,1000~2,600
TD002G[中]0~2,1000~2,600
makita公式より

3番目は4モード中で2番目に強い「強」でビス止めしていきます。

「中」でもビス止めできたこともあり、「強」では約4秒ほどでビス止め出来ました。

最後は40vインパクトドライバーの「最強」モードでビス止めしていきます。

だいたい1.5秒ほどでビス止めすることが出来ました!

腕への負担は大きいですが、やはりカタログスペック通り40vの方がパワーが強いみたいです。

マキタ4モードインパクトドライバーについてまとめ

マキタの4モードインパクトドライバーの強さは下記の通りでした。

  • 18v「弱」:ビス止め出来ない
  • 18v「中」:ビス止め出来ない(一応、入る)
  • 18v「強」:15秒でビス止め出来る
  • 18v「最強」:2秒でビス止め出来る
  • 40v「弱」:ビス止め出来ない(一応、入る)
  • 40v「中」:10秒でビス止め出来る
  • 40v「強」:4秒でビス止め出来る
  • 40v「最強」:1.5秒でビス止め出来る

DIYなどで使用する分には18vの「最強」があれば十分なパワーだと思います。

また、当ブログでは他にもインパクトドライバーに関するオススメの記事があるのでそちらもチェックしてみてください。

特にタイヤ交換はDIY初心者でも簡単に出来るのでオススメです。

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