- 18vと40vインパクトドライバーの互換性
- 40v-18v変換アダプターの概要と使い方
結論だけ先に言いますと、マキタの40Vに18Vのバッテリを使うことはできません。
そこで、マキタの18Vと40Vへ互換性を与える「互換アダプタＡＤＰ10 A-69967」を購入してきたので、詳細を解説していきます。
ちなみに互換アダプタADP10 A-69967の価格はAmazonで3700円ほどでした。（makita正規品）
互換アダプタの概要と正しい使い方
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互換アダプタADP10 A-69967の概要
互換アダプタADP10 A-69967は上面が18vと14.4vバッテリに対応しており、makitaの社名上部には空気穴も付いています。
一方で、下面は40vバッテリと同じような形状になっており、40v用充電器へ取り付けることが可能です。
もちろん空気穴はしっかり続いているため、マキタの正規品充電器へ取り付ければバッテリの冷却も行えます。
互換アダプタADP10 A-69967の後側にはマキタの正規品バッテリのようにロックを外すスイッチ（？）も付いています。
上の画像からも分かる通り、構造自体は非常にシンプルなため重さは240gほどしかありません。
互換アダプタを使い、40v用充電器で18vバッテリを充電
互換アダプタの正しい使い方である「40v用充電器で18vバッテリの充電」を試してみます。
40v用充電器へ取り付けると下画像のようになり、取り付け自体は通常の40vバッテリを取り付ける時と同じ感覚で行えます。
そして、互換アダプタの上面へ18vバッテリを取り付けると充電が始まりました。
40v用の充電器でも18vバッテリを充電できると、荷物を減らすことが出来るのでとても嬉しいです。
しかも、バッテリの冷却までしっかり出来ています。
makitaの純正充電器は穴から空気を送ることで熱くなったバッテリを冷やしています↓
互換アダプタを取り付けても下画像のように穴は続いているため、充電しながら冷却も行えるようになっています。
互換アダプタさえあれば40v用充電器1つを持っているだけで14.4vと18v、40vのバッテリを充電出来るため、色んなバッテリを使うことが多い人にはオススメです。
２個同時充電出来る製品にも対応しているため、18vと40vの同時充電も可能です。
もちろん２個同時充電でも冷却付きです！
互換アダプタで40v工具は18vバッテリで動く？
ここからは互換アダプタを使用することで、40vの工具（TD002G）を18vバッテリで動かすことが出来るのか検証していきます。
【前提】40v工具に18vバッテリは使えない
既に40vと18vの製品を持っている方は知っていると思いますが、makita場合は18vと40vに互換性がありません。
下画像にもある通り、そもそも18vと40vバッテリでは形状が全然違います。（どちらもmakita純正品）
そのため、18vバッテリを40v製品へ取り付けることは出来ませんし、逆も無理です。
【検証】互換アダプタを40v工具へ取り付け
バッテリとインパクトドライバーの間に互換アダプタＡＤＰ10 A-69967を挟み、40vインパクトドライバーを18vバッテリで無理やり動かしてみます。
下画像のように互換アダプタを取り付けようとした結果….
互換アダプタは40vインパクトドライバーへ取り付けができませんでした！
どうやら互換アダプタの赤丸部分がインパクトドライバーへ引っかかるように設計されており、充電器以外には取り付けできないようになっています。
そのため、40Vインパクトドライバーを18vバッテリで動かすことは不可能でした。
makitaは我々のような人達がいることを考え、事前に取り付け出来ないようにしていたわけですね…
【検証】互換アダプタを18v工具へ取り付け
念のため、18vインパクトドライバー（TD171D）へ互換アダプタを取り付けようとしましたが、そもそもレールの幅が違ううえ、ピンの本数も異なるので取り付けは無理でした。
makitaの製品は丁寧に作られてますね！
【検証】互換アダプタを加工すれば40v工具で使える？
互換アダプタＡＤＰ10 A-69967を加工することで40V工具へ取り付けができましたが、全く動きませんでした。
下動画で挑戦しましたが、無理でした
互換アダプタについてのまとめ
互換アダプタADP10 A-69967については下記の通りでした。
- 40v用充電器で18vバッテリの充電が可能
- 軽くてコンパクトなので荷物が減る
- インパクトドライバーなどの工具には非対応
makitaの純正品ということもあり、正しい用途以外では使えないようになっていますね。
