【検証】Makita40Vの掃除機と他社メーカーを比較してみた【オススメ製品も紹介】

【検証】Makita40Vの掃除機と他社メーカーを比較してみた【オススメ製品も紹介】 工具ブログ

この記事から分かることは下記の通りです。

  • 40Vと18Vどちらの掃除機がオススメか
  • 吸引力の強いオススメの掃除機を紹介
  • マキタ4製品と他社メーカーの比較

一般家庭では掃除機を毎日かけていたり週1だったり、いろいろなやり方があるかと思います。

写真のように大量のごみがあることは少ないかもしれません。

しかし掃除機によってはごみを吸いきれないことや掃除機をかける時間が長くなること、すべての部屋で掃除機を利用できないこともあります。

また、仕事上で使う場合でも吸引力の弱い製品を利用すれば、使用時間も長くなるので、ストレスになると思います。

この問題を解決する方法は、「吸引力の強い掃除機を使うこと」です。

そこで、この記事では吸引力の強い掃除機である「Makitaの40Vバッテリー式掃除機」を他の掃除機と比較・検証しながら違いを解説していきます。

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比較・検証する製品紹介

まず、今回使用した各掃除機を紹介します。

明法寺
MYOHORP

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マキタ40V掃除機(CL003G)

今回紹介するマキタ40V掃除機は、「CL003G」というモデルです。

CL003Gの定価は本体のみで22,800円、バッテリー・充電器付きは52,700円です。

Amazonだと単品で取り扱いはありませんが、セットで45,300円です。

もし単品で欲しい方は一つ前のモデルである「CL001」だと、16,300円で取り扱っています。

マキタ18V掃除機(CL281FD)

2つ目は、同じくマキタ18V掃除機の「CL281FD」というモデルになります。

定価だと17,100円であり、楽天市場だと15,150円です。

2022年6月時点ではAmazonだと取り扱っていませんでした。

Panasonicコードレススティック掃除機(MC-SBU430J)

3つ目は、Panasonicの「MC-SBU430-J」というモデルになります。

定価はオープン価格のため不明です。

Amazonだと24,158円で、楽天市場だと22,200円です。

ヤマダセレクト サイクロン式クリーナー (YC-C90H1)

最後はヤマダ電機オリジナル製品の「YC-C90H1」というモデルになります。

定価は10,978円です。

2022年6月時点だとAmazonで取り扱いはありませんでした。

Makita製品と他社メーカーの違いを実際に比較・検証

それでは、上記で紹介した4つの掃除機を比較検証していきます。

比較・検証方法は下記4種類の床へごみを巻き、吸い取るまでに何分かかるのか計測します。

  • カーペット
  • フローリング
  • 杉の木材
  • 塗装床

また、床の汚れ具合にどのような違いがあったのか調べます。

マキタ40V掃除機

マキタ40V掃除機は下画像のように、4種類の床全てでゴミを吸い取りました。

マキタ40V掃除機であれば、同じ場所を往復しなくても全てのゴミを吸い取ることができ、細い隙間のゴミも全て吸い取ってくれました。

また一般的に掃除機の音は大きいため、家族や隣人に騒音の迷惑をかけることが多いですが、マキタの40V掃除機は音が静かなので迷惑になりにくいです。

ただし、マキタ40V掃除機の不便な点は、ゴミを入るダストカップが他の製品よりも小さい点です。

そのため、吸い取る量が多い場合はゴミを何度も取り換えなければいけません。

マキタ18V掃除機

マキタ18V掃除機は下画像のように、丸で囲っているゴミ以外は全て吸い取りました。

マキタ18V掃除機は吸引力が弱く、へこんでいる箇所や細い隙間は完全に吸い取れていません。

画像だと分かりづらいですが、カーペットは吸い終わった後もゴミの白っぽさが若干残っていました。

また、ごみが多すぎると下画像のようにゴミが逆に広がっています。

掃除機の音は高めで雑音のように聞こえてうるさく感じました。

Panasonicコードレススティック掃除機

Panasonicの掃除機は下画像のように、ゴミが所々残りました。

Panasonicの掃除機はマキタ18V掃除機より吸引力が強く、40V掃除機より弱いです。

カーペットの場合、大きめのゴミは吸い取り切れませんでしたが、マキタ40V掃除機と同じくらい奇麗になりました。

床用ノズルが40V掃除機の製品より大きいため、上画像の白丸に映る端や角が吸い取れませんでした。

下画像ように吸い取りきれないゴミが奥に追い出され、隙間に溜まりました。

しかもPanasonicの掃除機は不便な点が2つあります。

1つ目の不便点は、勝手に最強モードから最弱モードに切り替わることです。

掃除機のモード切替に触れていないのに、自動的に弱モードに変わりました。

2つ目の不便点はゴミを処分する際、下記3つの工程を行わなければならないことです。

  • 1.本体からダストカップを外す
  • 2.下画像に映っている部品を外す
  • 3.ごみを捨てる

ヤマダ電機オリジナル掃除機

ヤマダ電機オリジナル掃除機は下画像のように奇麗に見えますが、吸い取り切れていないゴミが所々あります。

吸引力はマキタ18v掃除機より強く、マキタ40V掃除機より弱いです。

マキタ40V掃除機までとはいかないですが、ゴミをスムーズに吸い取り、隙間に溜めることはありませんでした。

しかし、掃除機のスイッチを止めた後、ノルズに吸い取り切れていないゴミがそのまま床に残りました。

各掃除機を検証した結果

秒数と往復回数を調べた結果は下表になります。

秒数カーペットフローリング杉の木材塗装床
マキタ40V掃除機約36秒約25秒約20秒約18秒
マキタ18V掃除機約35秒約41秒約31秒約29秒
Panasonic掃除機約25秒約58秒約33秒約21秒
ヤマダ電機掃除機約22秒約44秒約35秒約21秒
往復回数カーペットフローリング杉の木材塗装床
マキタ40V掃除機7.5往復5往復3往復2.5往復
マキタ18V掃除機9.5往復約8往復7往復4往復
Panasonic掃除機6.5往復約7往復4.5往復約2往復
ヤマダ電機掃除機4.5往復約3.5往復3.5往復約2往復

カーペットの場合

マキタ40V掃除機より、ヤマダ電機掃除機の方が吸いきる時間が速いことが分かります。

しかし、マキタ40V掃除機はゴミを残さず吸い取ったため、カーペットで吸い取りたい場合はオススメです。

また、Panasonic掃除機もヤマダ電機掃除機より多少遅いですが、吸引力は強いためカーペットにオススメです。

フローリングの場合

床が滑るためか、マキタ18V掃除機や他社製品はゴミをなかなか吸い取れていません。

その為、マキタ40V掃除機以外はゴミの吸い取りに時間がかかっています。

マキタ40V掃除機はゴミをスムーズに吸い取り、作業には25秒しかかかっていません。

その為、フローリングを使っている部屋にはマキタ40V掃除機がオススメです。

杉の木材の場合

全ての掃除機が20~30秒くらいでゴミを吸いきれています。

しかし、マキタ40V掃除機が一番ゴミを奇麗に吸い取れていました。

大工仕事や日用大工で使用する場合は、マキタ40V掃除機がオススメです。

塗装床の場合

どの製品も吸い取り終わる時間も早く、奇麗な状態の床が多かったです。

マキタ40V掃除機とヤマダ電機掃除機は、ゴミを同じくらい奇麗に吸い取っていました。

そのため、コードレスが良い方はマキタ40V掃除機がオススメです。

コードレスじゃなくても良い方には、ヤマダ電機掃除機がオススメです。

まとめ(オススメ紹介)

各製品を検証した結果、4種類の床でオススメの掃除機は下記の通りでした。

  • カーペット:マキタ40V掃除機又はPanasonic掃除機
  • フローリング:マキタ40V掃除機
  • 杉の木材:マキタ40V掃除機
  • 塗装床:マキタ40V掃除機又はヤマダ電機掃除機

以上のことからマキタ40V掃除機の性能が総合的に高かったです。

マキタ40V掃除機は「価格が2万円超えていて高い!」と思うかもしれませんが、価格に見合った性能になっているため買って損はしません。

ただし、マキタ40V掃除機はマキタ18V掃除機に比べると、ゴミを貯められる量が少ないです。

もしゴミを貯められる量が気になる場合は、下画像にあるマキタ18V掃除機のダストカップを取り付けることができます。

ダストカップを交換すれば今まで通り使える上、吸引力も上がります。

そのため、マキタ40V掃除機はとてもオススメです。

また、当ブログでは他にもマキタ製品の紹介をしているので良かったら参考にしてみてください。

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